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廃棄をなくしたい！山梨県「勝沼産葡萄」の魅力を全国に届けるプロジェクト

2024.08.16

著者：: 絶品ドットコム編集部

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廃棄をなくしたい！山梨県「勝沼産葡萄」の魅力を全国に届けるプロジェクト

山梨県勝沼の農業を支援する「budo-doki」は、美味しい葡萄を全国に届けるため「勝沼の葡萄を全国へ！～無駄なく届けるプロジェクト～」を、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2024年8月29日(木)まで実施しています。

オンライン販売を行なっていない勝沼の葡萄農家さんの葡萄を、クラウドファンディングを通じて全国に届け、余った葡萄が廃棄になる現状を少しでも変えたいという想いで始まったプロジェクトです。

■勝沼産葡萄の特徴・強み

甲府盆地に位置する勝沼町は、次の理由などから葡萄の生育環境に恵まれ、美味しい葡萄が育ちます。

１．昼夜の寒暖差が大きい

２．年間の日照時間が長い(2021年の日照時間は山梨県が全国1位)

３．大陸性気候(盆地気候)により年間の降水量が少ない

豊富な日射量のおかげで成熟度が高く甘く美味しい葡萄が育ちます。

日中は暑い日差しにより糖類が多く作られ、夜は気温が低いことで糖類の消費が抑えられ、甘みが蓄えられます。降水量が少なく水はけの良い環境は葡萄を病害から守ってくれます。

〇甲府盆地

■葡萄品種について

１．ピオーネ(種なし)

ピオーネは巨峰とマスカット双方の性質を引き継ぐ品種で、黒い真珠の異名を持ちます。肉厚な巨峰の性質と、フルーティーなマスカットの性質両方を味わえます。皮が厚めなので皮を剥いて、果肉のみ食べます。皮に切れ込みを入れると剥きやすくなります。果肉を押し出して食べても良いです。

〇勝沼産ピオーネ

２．シャインマスカット(種なし)

シャインマスカットは、「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「白南」を交雑して育成した大粒の葡萄で、葡萄の女王の異名を持ちます。生産量全国一位を誇る山梨県産のシャインマスカットは、爽やかでありながら酸味は少なく甘い味わいです。食味がよく皮ごと食べられますので、食感を楽しみたい方はそのままがおすすめです。

〇勝沼産シャインマスカット

３．安芸クイーン(種なし)

クリスタルローズの異名を持つ希少品種安芸クイーン。巨峰同士の交配から生まれた赤い葡萄です。クイーンニーナの片親でもあります。珍しいものがお好きな方へのギフトにお勧めです。皮が厚めなので皮を剥いて、果肉のみ食べます。ピオーネ同様、皮に切れ込みを入れると剥きやすくなります。果肉を押し出して食べても良いです。