地図上に埋めるデジタルタイムカプセルアプリ。人気急上昇で登録120万カプセル突破!
タイムカプセルは、1960年代頃から今もなお続いている日本文化の一つですが、最近では「埋める場所がない問題」があります。
そこで、問題を解決する、無料でデジタルタイムカプセルができるアプリ「Diground(ディグランド)」は、登録件数が120万カプセルを突破しました。
■Diground(ディグランド)とは
地図上を長押しするだけで、簡単に写真やコメントをタイムカプセルとして埋めることのできるサービス(iOS/Android/WEB 対応)です。
2016年2月のリリース当初より「唯一無二」のサービスとして注目を集め、2017年に東京都革新的サービス特別賞を受賞しています。
従来のタイムカプセルの「埋める場所がない問題」を解決するアプリとして、口コミやメディアの紹介などで広がり、現在120万件を超えるカプセルが登録されています。
特設ページ: https://www.diground.com/lp/user
■タイムカプセルへのこだわり
アプリ名のディグランドは、「DIG INTO THE GROUND(地面を掘る)」を略した造語です。
タイムカプセルの世界観を正確に再現するため、「◯年後にならないと開封できない」「◯メートル圏内でないと開封できない」などの「時間指定」「距離指定」を可能にしています。
また、地図上を長押しした際には「ザクッザクッ」と地面を掘る効果音が鳴る仕様にしています。
■2024年10月には、「航空写真モード」を搭載
航空写真モードの搭載により、アプリ画面上でも、よりリアリティのある航空写真を背景にして「タイムカプセル」を体験できるようになりました。
〇新機能「航空写真モード」Diground
■開発背景
実社会でタイムカプセルをしようと企画した担当者が、開発予定のない空き地を確保することに苦労した経験をもとにアプリ開発をスタートしました。
現代の子どもは「サンマ」がないと言われます。「空間」「時間」「仲間」の「3つの間」をとって「サンマ」と読みます。空間は遊び場のこと。空き地が減り、公園は禁止事項で溢れるようになりました。時間は、習い事の多様化が進み、塾に通う子どもが増え、自由に遊べる時間が減少しています。また、少子高齢化により、一緒に遊ぶ仲間が減り、兄弟が減り、一人で室内ゲームなどをする子どもが増えました。
タイムカプセルのできるアプリDigroundは、現代のサンマの状況を踏まえ、デジタルを起点とした外出のきっかけをつくる、より気軽にタイムカプセルを実施できる世界を実現しようとするサービスです。
■デジタル時代の「タイムカプセル」とは
地図上に登録したカプセルは、未来の自分だけに公開することも、一部の友人に限定して公開することも、世界全体に公開することも、自由自在に設定できます。
従来のタイムカプセルでは、開封は1度限りでしたが、Digroundでは、タイムカプセルを「何回でも」「何度でも」「誰でも」掘り起こすことが可能になる次世代型サービスとなっています。
■Digroundをもっと知るための4つの特徴
1. カプセルデザインの選択
タイムカプセルのピンデザインはテンプレートから選ぶことも、写真を切り抜き作成することも可能です。タイムカプセルには、コメントだけでなく、写真も登録できます。
2. 日常利用もできる
開封の日時や距離制限を設定しないことも可能です。タイムカプセルとしてではなく、旅先の思い出や趣味の記録として、地図上にカプセルピンを登録することもできます。
3. MAPを作成して、ギャラリーに公開
アプリでは、カプセルピンをいくつも登録して、オリジナルのMAPを作成することができます。作成したMAPは、アプリ内のギャラリーに展示して、世界中の人にシェアすることも可能です。現在1,500以上のMAP作品がギャラリー内で公開されています。
4. 日本最大級のMAPまとめサイトとの連携
アプリで作成したMAPは、日本最大級のMAPまとめサイト「diground.com( https://diground.com/ )」にて、公開することもできます。
アプリユーザーに限定されない、より多くの人に制作したMAPをシェアして楽しむことができます。
今の自分の思い出や願い、大切にしているものを入れて、未来の自分や誰かがそれを開けるタイムカプセル。自分自身の成長や変化を実感することもできますし、時を超えたコミュニケーションと考えると感動がありますね!
- (著者:
- 絶品ドットコム編集部)